Phillyのカスタマイズと活用
Phillyは設定ファイルを使って、様々なカスタマイズをすることができます。
また、いくつか便利な使い道があるので、それを紹介します。
@ 設定ファイルの使い方
A ショートカットで魔法一発発動
B よく使う「脱出」「調べる」「ネオの転送ワード」など登録
C 「hi」を一発発言
D 一発スクリーンショット
E グラ・チップを追加変更した時にすぐに反映させる
F PC・NPCのデフォルトグラを変更する
G マップ画面の名前表示欄と、方向表示の方位磁針の表示
H 箱の中身を記録する
I 魔法データベースの使い方
J テンキーがなくても移動と発言をスムーズに行う方法
@ 設定ファイルの使い方
- 「ツール」→「設定」→「設定ファイル編集」で開きます。
又は、Phillyのフォルダの中の「Config」→「Philly.ini」をメモ帳等で開きます。
(ダブルクリックしても、メモ帳で開かない人は、メモ帳の側からファイルを開くで開けてください。)
- 項目がたくさん出てきて、=off とか=On とか書いてありますが、そこを好みに合わせて、On(項目を有効にする)、Off(無効にする)を半角で書き換えてください。
書き換えたら、「保存」して閉じてください。
- 「ツール」→「設定」→「設定ファイル読み込み」で、編集が適用されます。
A ショートカットで魔法一発発動
- @の方法で、設定ファイルを編集します。
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[Shortcut]
FuncKeyMagicFix=on ; ファンクションキー魔法ショートカットを固定する
MagicF01="ここを魔法の名前に書き換える" ; ファンクションキー魔法ショートカット(31文字まで)
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- ファンクションキーのF1〜F7に、魔法を登録することができます。
2行目はデフォルトでoffになっているので、onにしておきましょう。
戦闘中で緊急に魔法を使いたいとき、ボタン一発で魔法が唱えられて便利です。
(私はこの機能のおかげで超試練の塔をクリアできました。)
B よく使う「脱出」「調べる」「ネオの転送ワード」など登録
- @の方法で、設定ファイルを編集します。
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ShortcutF08="ここに好きな言葉を登録" ; ショートカット(48文字まで、\nで改行)
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- ファンクションキーのF8〜F12までに好きな言葉を登録することができます。
ファンクションキーを押すだけで発言します。
また、設定ファイルのもう少し下の行にある、
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AltGWord="おやすみなさいませ" ; Alt + G を押した時に発言する言葉
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この行も同じように言葉を登録して使うことができます。
C 「hi」を一発発言
普通の移動モードのとき、「H」のキーを押すと、「hi」と発言します。
NPCに話し掛けるときに便利なので使ってみましょう。
D 一発スクリーンショット
- マップ画面にカーソルを合わせて、マウスの真ん中ボタン(スクロールボタンが押せるようになっているマウスの場合)で、ステータス画面抜きのマップ画面のみを写真に取ることができます。
- イーグルアイウィンドウも、同じように写真にとることができます。
- 取れた写真は、写真を取ったキャラを表示して、「ツール」→「フォルダを開く」→「Screen Shot」の中に入っています。
写真は取ったキャラごとにキャラフォルダの中に保存されることになります。
E グラ・チップを追加変更時したにすぐに反映させる
「ツール」→「グラキャッシュ初期化」ですぐに新しいグラやチップが有効になります。
F PCやNPCのデフォルトグラを変更する
- 「PHILLYが入っているフォルダ」→「Skins」→「default」→「chara」の中に使いたいグラを入れてください。
- そのフォルダにある、「Index.txt」を開いて、編集してください。
G マップ画面の名前表示欄と、方向表示の方位磁針の表示
マップ画面の、方位磁針や、マップにいるキャラの名前の書いてある部分は、見えなくしたり縮めることができます。
間の線のところにカーソルを持っていって、「⇔」こんな感じの両方矢印がでたら、クリックして引きずってみてください。
この名前表示の部分は、マップの左側にすることもできます。
マップ画面とログ画面が近くなって、戦闘のときに見やすくなります。
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[Map]
・・・・・
CharacterNameAreaLeft=on ; 名前エリアを左側にする ←この行をon
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また、方位磁針のデザインを変更することもできます。
「PHILLYのクライアントの入ってるフォルダ」→「Skins」→ 「Default」→「Images」の中の、「Direction.bmp」のファイルを入れ替えます。
ちなみに、目が悪くて方位磁針の中の文字を一瞬で読めない私が自作したものがこれ。使いたい方はどうぞご自由に。
H 箱の中身を記録する
- 箱から物を取り出そうとすると、
「OK」 「cancel」 「More」 「書き出し」 の4つのボタンが出ます。
「書き出し」を選択すると、リストがファイルに出力されるのですが、
リストに出てきたところまでしか出力されません
箱の中身を全部記録したければ、最後まで中身を見てください。
- 書き出された内容は、「PHILLYが入っているフォルダ」の「リスト書き出し.txt」に保存されます。
書き出しを行うと、このファイルに上書きされてしまうので、
とっておきたい場合は別名で保存しておいてください。
I 魔法データベースの使い方
- @の方法で、設定ファイルを編集します。
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[Database]
AnalyzeMagicToDatabase=off ; 魔法鑑定結果を自動的にデータベースに送る(注意!! 更新履歴.txt を良く読む事)
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この行の「off」を「on」にします。
- 魔石を鑑定するか、魔法のアナライズをする。
- 「ツール」「データベース」 でデータベースを出す
- 「ファイル」「開く」で「魔法リスト.cvs」を開くと、前回データベースを起動したときから今までに鑑定した魔法が全て書き込まれている。
- 「最新のデータをマージ」のボタン(左から3つめの矢印が2つ絡まっているようなボタン )を押すと、
データベースを起動している間に鑑定した魔法も新たに書き込まれる。
- 注意
魔法の鑑定結果は、魔法データベースを起動したときに書き込まれます。
それまでは、魔法データ.udt ファイルにキャッシュされてたまっていくのですが、
このキャッシュの中身が増えすぎると動作が重くなるので、
時々データベースを起動して書き込みを行ってください。
(そうでなければ、設定でデータベースに送るのをoffにしておいてください。)
J テンキーがなくても移動と発言をスムーズに行う方法
@の方法で、設定ファイルを編集します。
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[Move]
FullKeyMove=on ; フルキーの 789 uio jkl を移動用のテンキーとして割り当てる
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この行を「on」にします。
ナムロックははずしてOK。
発言と移動はタブキーで切り替えます。